献血の仕組み

献血とは…
献血とは、輸血用血液を確保したり、血漿分画製剤などを作るために、皆様から血液を採血することです。献血の種類は、成分献血・400mL献血・200mL献血の3種類あります。
400mL献血・200mL献血とは 成分献血とは
血液中の全ての成分を献血する方法
(全血献血)
成分採血装置というものを使用して血漿や血小板といった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法
 
献血の種類による体への負担と献血時間
体への負担が少ないのは成分献血です。赤血球を再び体内に戻し、多くの血漿や血小板を献血していただける特徴があります。その代わりに、40〜60分程度の時間を必要とします。
200・400mL献血は、やはり全血採取なので、その分体への負担が若干あります。時間は10〜15分程度です。
自分の体調や時間に合わせて、どの献血方法がいいかを選択して協力しましょう。
 
成分献血・400mL献血のお願い(何故成分・400mL献血なのか?)
人間一人ひとりの血液は、たとえ血液型が一致していても微妙に違ってるのです。その証拠に、白血球は100以上の型があるといわれています。人間の体は、自分の体内の成分と違う物が入ってくると、異物と判断し追い出そうとします。よく言う副作用と呼ばれるもので、発熱や湿疹などの症状がでます。ですので、できるだけ少人数の血液を輸血するのが望ましいのです。成分・400mL献血は200mL献血に比べると献血量 が多いので、少ない献血者からの輸血を可能にして、安全性を高める献血方法なのです。

例:800mLを輸血する場合
200mL献血→4人分 | 400mL献血→2人分


健康状態にもよりますが、出来るだけ成分・400mL献血に協力しましょう。でも、無理はしないでね!

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