献血はどのような形で始まったのでしょう?
その歴史をチョットだけ紐解いてみましょう

日本の血液事業は、買(売)血方式から始まりました。しかし、買血による血液は質が悪く輸血後の肝炎が続発し、又頻繁に採血をした方の健康の悪化が問題となりました。体の一部である血液を売買することに批判もでてきました。このため、政府は昭和39年8月の閣議で輸血用血液は献血によってのみ確保し、日本赤十字社または地方公共団体による献血の受入れ体制の整備を推進するものとする閣議決定を下しました。それにより、民間の商業血液銀行は買血を廃止し、いろいろ変更しながら現在の形になりました。

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